やったー!図書新聞(2025年12月6日号)に、『妻の座+ねつれつ解説』の書評が!!(評・大川内夏樹さん)
栄の『妻の座』への新しい視覚。
「ナメるなよ」というけど、そう言いたいのは、だれより閑子ではないだろうか!「私は「バカ」な女ではない!」と。
本当にそうです!
独身で生真面目な妹を心配し「女は結婚しなければ」と、仲間の進歩的作家の後妻に紹介した栄ですが、なまなましい拒絶にあい、屈辱にふるえ、そして多くの女たちをくるしめた「妻の座」について思いを吐露します。
で、嘆きのあまり、情報も与えられないままドツボにはめられてもがき、怒る閑子を「バカだ」「不幸をまき散らしている」などと嘆く栄。全く理不尽です。
盟友であるはずの千惠子(宮本百合子)や小島貞子(佐多稲子)の、案外な閑子への冷たい目にも、ちょっと愕然とします。
進歩的な女たちも、ひどいですね……


